とある現場の帰りにご飯を食べて帰ろうと立ち寄ったうどん屋さん。
まだお昼には早い時間で客も私一人。
店に入るとおじいさんとおばあさんがやっており、店内もとても昭和な雰囲気漂う懐かしいかな居心地いいお店。
そのうどん屋で食べるのはもちろん…
「焼きめし大盛で!」
米が大好きな雑務担当 稲吉です。
うどん食えよと聞こえてきそうですが、私は小麦よりも米派なのでそのあたりはスルーします。
さてさて仕事の話になりますが、今回は電力調査となります。
珍しいなと思われますが、調査関係も少なからずやっています。
私が入社したてのペーペー時代にやらされていたやっていた電子ブレーカーの提案できるかな?っという管理担当からのお願いで設置できるか調査に伺いました。
ここで「電子ブレーカーとは何?」ということで説明しましょう。
一般的なブレーカーは容量以上の電気が流れたときに電流発生熱で遮断する仕組みで設備を保護しますが、
電子ブレーカーは電流値をデジタル計測し、容量以上の電気が流れてもJIS規格を元に時間で制御し、必要となればマイコン制御により電気を遮断し設備を保護します。
つまりどういうことだってばよ。設置すればどうなるん?って聞こえてきそうなので簡単に言うと、
「JIS規格が定めている時間で超過電流値いっぱいに流せるため、契約容量がより小さくできること」
「九州電力の低圧電力の基本料金(1kW=1,012円)契約容量が小さくなればその分毎月安くなります」
「エレベーターや機械式駐車場など短時間使用する設備などがある物件は効果的」
さらに説明しだすとまだまだ長くなり疲れる大変なので詳しくは「電子ブレーカー」で各自検索お願いします!
話を戻しまして、
昔にその物件提案していて調査した記憶がありましたので書類掘り出してみると驚愕した事実が…
提出日 2011年…だと。
現在は2021年。
提案書を出して10年経過しとるがな…
そりゃあ私も10年経過したらお腹出たオッサンにもなりますね!
九電メーターも変わっていたり、機械式駐車場があった場所にはコインパーキングへ変更されていたり。
時が過ぎると変わるものも多く感じる今日この頃。
電流測定調査も昔は走り回って設備一つ一つ可動させて実測してました。
今では…
たらららったらー 「でーたろがー」
うん、ひらがなで書くとなんとも馬鹿っぽい。私の田舎のおっちゃんが言ってそうな言葉になりました。
この「データロガー」で毎秒電流値を測定してくれるので設置して数日後に回収すればしっかりと電流値が取れ、測り間違いもなし、起動電流値などもしっかり取れるのでこれに基づいて契約Aの提案が可能となります。
ドラ〇もんの道具みたいに便利なやつです。
今回の内容は調査のみとなりましたが、もし削減効果があって工事が受注出来たら、また昭和感漂ううどん屋へ行こうと思っています。
その時にはおばあちゃんにちゃんと注文しよう。
「オムライス大盛で!」
うどんはまた今度!
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