よく車の運転とかで教えられた「かもしれない運転」「だろう運転」を思い出してます。雑務担当 稲吉です。
なに?事故ったのか?と聞かれそうですが、ある意味事故寸前です。あわや大事故です。
とある物件の宅内に設置されている電気温水器。
取替する際に宅内の場合は排水トラップも確認するのですが、錆により水が流れません。
宅内で排水が詰まって溢れると階下へ漏水する危険性が極めて高いため、排水トラップ交換の提案も行い、OKいただきました。
宅内なので準備は入念に!図面で配管チェック!現地も確認!問題ないだろう!
この後冷や汗かくとは思いもせずに・・・
いざ工事の日。既存電気温水器を撤去し、排水トラップ交換の瞬間
モルタル斫りじゃ斫りじゃー!と言わんばかりにガンガン斫ってると一言。
業者「排水管の下になんかおるっすよ」
稲「えっ?またまた何言ってんすかー?図面確認したけど排水管しかないはずっすよー・・・大丈夫?」
業者「ん~やばいっすね…」
とか言って慎重に掘り出すとなんと、そこには!
お分かりいただけたでしょうか。え?わからん?
グレーの管が排水管、右にあるオレンジの管は給湯管、さてこの排水管の下にある管はなんでしょうか。
水がじわじわ出てきてる・・・これ給水管やないか!
斫りの時に少し傷つけてしまい水がじわじわ。たまらんです…
図面通りになっていると思ったら大間違いというのを改めて痛感しました。
運転もそうですが工事の時もどんな時でも「だろう」ではなく「かもしれない」
排水管の下に給水管があるかもしれない!
傷つけた給水管が階下へ漏水するかもしれない!
新規の工事について確認てないと問題が起きるかもしれない!
これを見てる人が電気温水器工事を発注してくれるかもしれない!
このblogもいつか反響があるかもしれない!!
マンションリフォームや設備の取替はコミュニティサービスの雑務担当 かもしれない!稲吉までお問い合わせください。
傷付けた給水管については2次側HTVPだったので被害もそこまでなく復旧もすぐでしたが、かなり冷や汗かいた現場でした。
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